新宿伊勢丹「2018ウオッチコレクターズウィーク  IWC 150thアニバーサリートークショウ」に参加しました。座席数は6席しかなく立見の参加者も数名、関係者らしき人を含め約２０名の聴講者でしょうか？白状すると着席して懐中時計を身に着けていたのが私です！講師は時計ジャーナリスト 柴田充氏とＮＨ ＷＡＴＣＨ株式会社代表取締役 飛田直哉氏の対談で約３０分催されました。このようなイベントは男性参加者中心で男性の連れ合いの女性が数名参加する場合が多いのです、しかし今回のイベントには女性が堂々と数名参加しているのには少々驚かされ、講師もそのことが気になっていたようで女性参加者に逆質問していました。スイスＩＷＣ本社では時計製作工場を新たに建設中で、その工場は開かれていて誰もが見学できるという説明が有り、開設が愉しみです。パルウェーバーのＰＧケースも拝見でき短時間でしたが有意義でありました。今後もイベントには積極的に参加させていただきます。

   Tribute to Pallweber Edition ”150years" を拝見してから脱帽の日々を送っているのですが、現在のベストショットを検索したので勝手に掲載しました。再度提言しますが、ケース素材を白色系セラミックにし文字盤をラッカー仕上げにすると豪奢な雰囲気を醸し出すのではないでしょうか？非限定品の２００万円前後の価格設定なら魅力的です。白状すると一昨年の私の予言が的中したように、今回も予言が確かなものになることを願って止みません・・・。

 　追伸　セラミックケースについてＩＷＣは１９８０年代後半すでに時計ケースに採用していて先進的な時計技術を発揮しています。永久カレンダー搭載のダ・ヴィンチのバリエーションに、黒と白のセラミックケースモデルを頒布していました。売れ行きは芳しくなかったようで生産数僅かで製造中止になったようです。このセラミックケースは染色が簡単で、ダ・ヴィンチのセラミックケース試作モデルとして、赤・青・ライムグリーンなどのケースが存在しているらしく、私も長期間に渡り追っかけていたのです。数年前に某ホテルで少数のマニア向けの発表会に参加した時にライムグリーンのダ・ヴィンチセラミックケースモデルが展示され、拝見した時は感激しました。

   chronos 5月号（第76号）を拝読すると、パルウェーバー懐中時計の制作数は約１万５千個にもなるようです。はたして日本国内にオリジナルパルウェーバー懐中時計が何個存在するのでしょうか？そして今回の復刻バージョンも２０個程度は確実に国内の愛好家が所有することは間違いなさそうです。私としては「パルウェバークラブ」を創設して巻き返しを図りたい考えを白状させていただきたいと思います・・・・・。

   先日数年ぶりに銀座のＩＷＣブティックに参上しました。トリビュート・トゥ・パルウェーバー”１５０イヤーズ”のデジタル表示搭載のモデルを拝見するためです。（どうしてＩＷＣはモデル名が長いのか？）私が拝見したのはＳＳモデルでしたが、文字盤のラッカー仕上げは往年のエナメルのような雰囲気を醸し出し、デジタル表示は１分毎瞬時に正確に切替るのは、従来のＩＷＣのモデルとは異なった新しさを感じ脱帽したのでした。すでに予約分は完売でプラチナモデル限定２５本９００万円？も予約済みで驚いてしまったのです。予約だけで完売ではもう拝見できない！と思ううちはまだシロウトで、ＩＷＣの考えではおそらく「このモデルは売れるレギュラー化しよう」と考えているので来年には各店舗で拝見できる可能性が有ると私は考えたのです。ＳＳモデルの白文字盤とケース素材をセラミックにし文字盤をラッカー仕上げにすれば相性抜群！是非レギュラー化を！！

　白状すると、私は幼年期モデルガンに一時凝ったことが有りました。蒐集癖を満たすための道具だったのですが、懐かしさのあまり最近１丁入手してしまったのです。金属製の合法的なモデルガンで、その把握感には久し振りに感激してしまいました。しかしながら時計蒐集家の立場から考察すると「物足りない」のです。それは何か？モデルガンの外観は美しく堪能するのには不足ないのですが、外観だけでなく内部が重要なポイントなのだと思いました。分解はしませんが巨大なスプリングがあるだけで、機械式時計のムーブメントと比較するとその構造は雲泥の差です。私は機械式時計ムーブメントには特に関心がないけれど、機械式時計内部の精密な美しさが外観（存在感）に醸し出されているのだと思いました。モデルガンを入手したことで機械式時計の魅力を再発見したのです。

　天下り問題で処分された仇討（復習）が執行されましたが、封建時代から役人は進歩がないのだと再発見してしまいました・・・・・・。ところで牛歩戦術って意味あるのでしょうか？

　新宿の伊勢丹に遥々と行ったのは、懐中時計の特注保護カバー納品の知らせを受けたためでした。白状すると、懐中時計の保護カバーを１０年来探していたのです。アンティーク時計屋によると「たま～に市場に出てきますよ、でも時計に付属しているので保護カバー単品では市場に現れません！」ということなので諦めていたのです。ところが新宿伊勢丹の時計売り場で保護カバーを特注可能ということを偶然に知り直ぐに発注したのです。約２週間ほどで保護カバーが完成し受け取りに行ったのです。６０ｍｍの大型懐中時計の保護カバーも完璧に製作され満足でした。帰路食堂屋で不味いナポリタンを食べ、時計屋ＩＳＨＩＤＡにてダ・ヴィンチ展を開催していたので覗いたところ、インジュニア・コンスタントフォース・トゥールビヨンが展示され、ゆっくり拝見する機会に遭遇してしまったのです。３０００万円の時計なので興味を持つ客もいないのでしょうが、プラチナとセラミックのケースは重厚で、ＩＷＣらしい大きさと重量を醸し出していました。ただ、これが３０００万円か？と感じたことが最初の印象で、入手には少し考えさせられました。しかしながら他の時計にはないカリスマ的な雰囲気を放っていたことは事実として掲載したいと思います。ダ・ヴィンチを拝見するのを忘れていました・・・・・。

 アラン・ドロンまだ俳優業を営んでいたのか！

　ようやく村上春樹氏「騎士団長殺し」１部２部を読み終えました。発行日の翌日に購入したのに第１部はもう第二刷になっていたのです。本当に１００万人以上の諸君が読んだのかあらない。今回の作品も「夢」のような世界が展開していました。私はシュルレアリスムだと感じているのですが、文学の専門家ではないのでうまく論述できません。「騎士団長殺し」の絵画に込められた「怨念」によって様々な物語が発展していると感じました。主人公はこの「騎士団長殺し」の絵画で、肖像画家は脇役ですね。

　新作ダ・ヴィンチトゥールビヨンを早く拝見したいと思います。１９９９年のミレニアム記念として、（旧）ダ・ヴィンチトゥールビヨンが発表になったのを記憶しているでしょうか？ＹＧモデルが２００本とＰＴモデル５０本さらに彫刻モデルのダ・ヴィンチトゥールビヨン・フォーシーズンズが２０本限定で販売されたのでした。それぞれに限定番号が付されていましたが、全ての本数が製作販売されたのかは疑問です。ＹＧモデルが８５０万円、ＰＴモデルは１１００万円！です。非常に高価であったためかＹＧタイプは売れ残り、彫刻されダ・ヴィンチトゥールビヨン・レオナルドとして９５０万円で５０本限定再頒布されたのです。このレオナルドモデルは急遽販売開始になったのか、彫刻されたレオナルド・ダヴィンチの顔など非常に稚拙な部分が多かったのです。でも私はこのモデルを買っちゃったのです。いずれにしても、ダ・ヴィンチトゥールビヨン・フォーシーズンズの限定２０本は大いに魅力的でした。カタログに掲載された限定モデルで２０本というのは非常に珍しく貴重モデルだと思います。新作ダ・ヴィンチトゥールビヨンも旧作以上に夢のある作品を発表して欲しいと思います・・・・・。

 2017年新モデルは やはりダ・ヴィンチだった。私はトノー型が気に入っていたのですが、愛好家は少数派のようであまり販売実績がなかったのでしょうか？モデルチェンジしてしまいました。なんか新ダ・ヴィンチはポルトギーゼと判別できないので面白くありませんよね・・・・・。いずれにしても、グランドコンプリケーションに発展して欲しいのです。今年中に発表可能だと思いますので非常に期待しております！